【ぺニス増大とは】知っておきたい基礎知識

ぺニス増大術とは美容クリニックなどで実施されている男性向けの治療のひとつで、男性器のサイズを大きくする方法です。
この治療方法は健康保険が使えないので自費診療となり、クリニックごとに料金が異なります。
一口にぺニス増大術といっても、大きく分けると2つの方式があります。
この治療によって短いペニスを長くするか細いペニスを太くすることができます。
ぺニス増大術で太くする場合には陰茎の部分に人工物(薬剤)を注入しますが、使用する薬剤の種類ごとに効果の持続期間・触感・治療費用などに大きな違いがあります。
これからぺニス増大術をお考えの方は、治療の方法と特徴を知っておくことが大切です。

ペニスを長くするぺニス増大術とは

ぺニス増大術(手術)によって短いペニスを長くするための治療は、長茎術と呼ばれています。

これは、手術用の糸を使ってペニスを支える部分の組織を体の外側に引き出すための治療です。
長茎術の治療後は基本的に効果が永続的に続くので、再治療を受ける必要がありません。
長茎術には切開をしない「Sドローアウト法」と、手術で切開する「コンプリート長茎術」の2種類があります。
いずれの方法も、体の内部に埋まったぺニスの組織を外側に引き出すことで長くすることができます。

「Sドローアウト法」は切開をせずに手術用の糸を使う方法で、手軽かつ短時間で治療ができるというメリットがあります。
治療直後にペニスの付け根に近い部分に2箇所ほど小さなくぼみができますが、数日で元通りになります。

「コンプリート長茎術」は、陰茎の付け根の上部に3cmほど切開してから、糸でペニスを支える組織を外側に引っ張り出します。
こちらは「Sドローアウト法」と比べると治療に時間がかかりますが、ぺニス増大の効果が大きいというメリットがあります。
「Sドローアウト法」と比べると治療費がたかくなりますが、ペニスが体の中に潜っている場合は「コンプリート長茎術」のほうが向いています。

体に吸収される素材を使用するぺニス増大術とは

陰茎や亀頭部分を太くしたい場合は、薬剤を注入する方法が用いられます。
安価かつ手軽にできるぺニス増大術は、体に吸収される素材を注射器を使用して注入する方法です。
使用する薬剤には、ヒアルロン酸・コラーゲン・レディエッセ・アクアミド、などがあります。
陰茎や亀頭部分に注入する薬剤にはいくつかの種類がありますが、効果の持続期間や仕上がりの特徴に違いがあります。

ヒアルロン酸は美容整形で多く用いられている充填材で、柔らかくて自然な仕上がりが期待できます。
ただし時間をかけて徐々に体に吸収されるので、効果の持続期間は注入後半年~1年ほどです。
コラーゲンはヒアルロン酸よりも硬くする効果が高いという特徴があり、亀頭増大術に用いられます。
こちらも少しずつ体に吸収されるので、半年~1年ほどで元の状態に戻ります。

レディエッセはカルシウムハイドロキシアパタイトから作られている薬剤で、硬くする効果が高いという特徴があります。
ヒアルロン酸やコラーゲンと比較すると体に吸収されるペースが遅く、治療後は約2年間にわたり効果が持続します。

アクアミドはソフトコンタクトの材料で、体に吸収されにくいという特徴があります。
効果の持続期間は治療後5~6年ですが、一部は体に吸収されずに半永久的に残ります。

体に吸収されない素材を使用するぺニス増大術とは

陰茎や亀頭の部分を太くする際にヒアルロン酸やコラーゲンなどを使用すれば安価で手軽に治療ができますが、体に吸収されるので効果が持続する期間が限られているというデメリットがあります。
注入した薬剤が吸収されて効果がなくなったら、再び治療を受けなければなりません。
1回の治療で半永久的な効果を期待する場合は、非吸収性の素材を注入する治療方法を選ぶことができます。
非吸収性の素材として、バイオアルカミドやシリコンボール・バーなどがあります。

バイオアルカミドはゲル状の合成高分子で、ヒアルロン酸やコラーゲンなどと同じように注射器で簡単に注入ができるという特徴があります。
この素材はほとんど体に吸収されないので、半永久的に効果が持続します。

硬くしたい場合は、シリコンゴムで作られたシリコンバーやシリコンリングなどを陰茎に注入する方法があります。
シリコン素材も体に吸収されることがないため、1度の治療で半永久的に効果が持続するというメリットがあります。

バイオアルカミドやシリコンゴムなどの素材は体に吸収されないので、半永久的に効果が得られます。
ただし、注入後に何らかのトラブルが生じた場合は除去するための手術が必要になるので注意が必要です。

まとめ

ぺニス増大術にはいくつかの治療方法があり、費用・効果や持続期間などに違いがあります。
人によってペニスの長さや太さに違いがあるので、ぺニス増大のための治療を受ける場合は事前にカウンセリングを受けて医師と相談をすることが大切です。
まず最初に、ぺニスを長くするまたは太くする、のいずれかを選ぶことになります。
ペニスを太くする場合は、治療の種類や使用する薬剤の量ごとに料金に違いがあるので、効果の持続期間や仕上がりなどを考慮して選ぶ必要があります。
美容クリニックごとに選択できる治療方法に違いがあるので、自分に合ったクリニックを選ぶようにしましょう。